筋トレ後に顔に赤い斑点が出るのはなぜ?原因と正しいケア・予防法を解説
筋トレのあと、鏡を見ると「顔に小さな赤い斑点が…」と驚いたことはありませんか?
実は、トレーニング後の赤いポツポツは珍しいことではなく、多くの女性が一度は経験しています。
強い負荷がかかることで毛細血管が一時的に拡張したり、汗や摩擦が刺激となって肌が炎症を起こすこともあります。
しかし、そのまま放置するとシミや色素沈着の原因になることも。
この記事では、筋トレで顔に赤い斑点が出る原因と、運動中・後のスキンケアや食事の工夫、さらに医療機関を受診すべき症状まで詳しく解説します。
トレーニングを頑張るあなたが、自信を持って「美肌とボディライン」を両立できるようにサポートします。
筋トレ後に顔に赤い斑点が出るのはなぜ?主な原因を解説

トレーニング後に顔や首まわりに赤い斑点が出るのは、体内の血流やホルモン、皮膚のバリア機能が一時的に変化するためです。特に女性は肌が薄くデリケートなため、ちょっとした刺激や血圧変化でも反応が出やすくなります。ここでは主な4つの原因を解説します。
1. 毛細血管の拡張・破裂による点状出血
筋トレによって血圧が一時的に上昇すると、顔の細い毛細血管が拡張します。強い力みや息を止めた状態(いわゆる「いきみ」)が続くと、毛細血管が破れて小さな出血点が現れ、赤いポツポツが出ることがあります。これは「点状出血」と呼ばれ、特に頬・額・首まわりに現れやすい傾向があります。
2. 汗や摩擦による刺激性皮膚炎
筋トレ中の汗がメイクや皮脂と混ざり、毛穴を塞いだ状態で摩擦が加わると、肌が炎症を起こし赤い発疹のように見えることがあります。特にマスクをつけたままトレーニングする場合、蒸れと摩擦が重なって肌トラブルを悪化させるケースもあります。
3. ホルモンバランスの変化と皮脂分泌
過度なトレーニングは一時的に「男性ホルモン(アンドロゲン)」を増やすことがあり、皮脂の分泌が活発になります。これが毛穴づまりや炎症を引き起こし、ニキビのような赤い斑点となって表れることがあります。女性ホルモンの乱れや睡眠不足が重なると、肌の再生力が低下し、赤みが長引くことも。
4. 血流・酸素バランスの急変による皮膚反応
高強度トレーニングや有酸素運動後には、血中の酸素濃度と体温が急上昇し、一時的に皮膚が酸欠状態になることがあります。このとき肌が酸化ストレスを受けて赤みが出ることもあり、特に冷暖房の強い環境ではその反応が顕著です。
赤い斑点の多くは一時的なもので、1〜3日で自然に治ることがほとんどです。ただし、繰り返し発生する・痛みを伴う・かゆみがある場合は、単なる血流反応ではなく皮膚炎や内出血の可能性もあるため注意が必要です。
筋トレ中のスキンケア・生活習慣で気をつけるポイント

顔の赤い斑点を防ぐには、トレーニング中の肌環境を整えることが大切です。汗・熱・摩擦・乾燥といった外的刺激が重なると、肌のバリア機能が低下してしまいます。ここでは、トレーニング前・中・後に気をつけたいスキンケアと生活習慣のポイントを紹介します。
1. メイクをしたまま筋トレしない
ファンデーションや下地を塗ったまま運動すると、汗と皮脂が混ざって毛穴を塞ぎ、炎症を引き起こす原因になります。
ジムに行く前はメイクを落とし、軽く保湿してからトレーニングを始めましょう。どうしてもメイクを落とせない場合は、皮脂吸収効果のあるルースパウダーなどで肌表面をさらさらに保つのがおすすめです。
2. 汗はこまめに拭き取り、やさしく洗顔する
トレーニング中の汗をそのままにしておくと、雑菌繁殖や毛穴詰まりにつながります。清潔なタオルで軽く押さえるように拭き取り、運動後はぬるま湯でやさしく洗顔を。
洗顔後は、アルコールフリーの化粧水や保湿ミストで肌を落ち着かせましょう。冷やしすぎず「しっとり整える」ことがポイントです。
3. トレーニングウェアやマスクの素材にも注意
マスクやウェアの摩擦が原因で、頬やあごのラインに赤みが出る女性も少なくありません。
肌に触れる部分は綿やシルクなどの通気性・吸湿性に優れた素材を選びましょう。使い捨てマスクを使用する場合は、汗をかいたら早めに交換することが大切です。
4. トレーニング後のスキンケアは「整える」ことを意識
汗を拭いてすぐに冷房の効いた場所に入ると、急激な乾燥で肌が突っ張ることがあります。トレーニング後は、化粧水→乳液→日焼け止め(必要なら)という基本ケアで皮膚のバリアを整えましょう。
特に赤みがある日は、美白成分やピーリング系のアイテムは避け、鎮静系(アロエ・ツボクサ・カモミールなど)成分のスキンケアを使うのが◎です。
日々のスキンケアと環境づくりの積み重ねが、トレーニング後の赤み・斑点を防ぐ最良の方法です。
食事と栄養面で意識すべきポイント

顔に赤い斑点が出やすい人は、肌の再生や血管の健康に関わる栄養素が不足している場合があります。
スキンケアだけでなく、体の中から整えることがトラブルを根本的に防ぐ鍵です。ここでは、トレーニングを頑張る女性が意識したい栄養バランスと食事のポイントを解説します。
1. ビタミンC・E・亜鉛をしっかり摂る
これらは抗酸化ビタミンと呼ばれ、トレーニング中に増える活性酸素を中和してくれる栄養素です。
・ビタミンC:柑橘類、ブロッコリー、赤パプリカなど
・ビタミンE:アーモンド、アボカド、オリーブオイル
・亜鉛:牡蠣、鶏むね肉、豆類
これらを意識的に摂取することで、毛細血管の弾力や肌の修復力を高め、赤みや炎症を抑える効果が期待できます。
2. タンパク質を摂りすぎないよう注意
「筋トレ=プロテイン大量摂取」と思われがちですが、過剰なタンパク質は皮脂分泌を増やし、ニキビや赤い斑点を悪化させることがあります。
1日の目安は体重1kgあたり1.2〜1.5gで十分。プロテインを飲む場合は、1回あたり20g前後を目安にし、ホエイ系だけでなく大豆由来のソイプロテインも取り入れると肌に優しくなります。
3. 水分補給は「質」と「タイミング」を意識
トレーニング中は大量の汗とともにミネラルが失われます。水だけでなく、ナトリウム・カリウムを含むミネラルウォーターをこまめに摂取することが大切です。
甘いスポーツドリンクを常飲すると血糖値が急上昇し、皮脂腺の刺激や炎症を助長することがあります。
おすすめは「運動前後に200〜300mlずつ」「喉が渇く前に少しずつ」飲む習慣をつけることです。
4. 腸内環境を整える食事を心がける
肌の赤みや炎症は、腸内の乱れが関係しているケースもあります。
ヨーグルトや発酵食品(納豆・味噌・キムチ)を毎日少量でも取り入れることで、腸内細菌のバランスが整い、肌のターンオーバーが正常化します。
便秘が続くと老廃物が血中に流れ、肌荒れや赤い斑点が長引く原因になるため注意しましょう。
内側からの栄養ケアは、スキンケアと同じくらい重要です。トレーニングと美肌を両立するために、バランスの良い食事を日常に取り入れましょう。
赤い斑点が出てしまったときのアフターケア

トレーニング後に赤い斑点が出てしまっても、慌てる必要はありません。多くの場合は軽い血管拡張や刺激反応による一時的なものです。
ただし、ケアを誤ると炎症が長引き、色素沈着につながることもあるため、正しいアフターケアを心がけましょう。
1. まずは冷やして炎症を鎮める
赤みや熱っぽさを感じる場合は、清潔な冷却タオルを顔に軽く当てて5〜10分ほど冷やしましょう。
保冷剤を直接肌に当てるのは刺激が強いためNGです。冷やすことで血管の収縮を促し、炎症を抑えることができます。
2. 保湿ケアで皮膚バリアを守る
洗顔後は、刺激の少ない保湿化粧水と乳液でしっかりと肌を整えましょう。
おすすめ成分は、セラミド・ヒアルロン酸・ツボクサエキス(CICA)などの鎮静保湿系。
特に「肌がピリピリする」「粉をふく」といった症状がある場合は、コットンパックで数分間うるおいを補うと効果的です。
3. メイクやスクラブは控える
赤い斑点が残っている間は、ファンデーションやピーリング系化粧品の使用を控えましょう。
毛穴を塞ぐリスクがあるだけでなく、摩擦によって炎症が悪化することもあります。
外出する場合は、低刺激の日焼け止めとミネラル系パウダーで軽くカバーする程度に留めるのがベストです。
4. 睡眠と休息で肌の修復をサポート
肌のターンオーバー(再生)は、睡眠中に最も活発になります。
6〜7時間以上の深い睡眠を確保することで、毛細血管の回復や肌の再生が促進されます。
夜のスキンケア後は、スマホを早めに手放して、リラックスした状態で入眠する習慣をつけましょう。
正しいケアを行えば、多くの赤い斑点は数日で自然に薄くなります。焦らず、肌をいたわることが一番の回復の近道です。
病院を受診すべきサインとは?

筋トレ後の赤い斑点は多くの場合、自然に治る軽度な症状ですが、なかには皮膚炎や内出血など、医療的なケアが必要なケースもあります。
次のような症状が見られる場合は、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。
1. 痛み・かゆみ・腫れを伴う場合
赤みとともにヒリヒリ感・かゆみ・腫れがある場合は、接触性皮膚炎や汗疹、蕁麻疹の可能性があります。
炎症が広がる前に皮膚科を受診し、抗炎症薬や保湿治療を受けることが大切です。
2. 1週間以上赤みが続く・悪化している場合
通常、筋トレ後の血管拡張や軽度の点状出血は数日で消えます。
それ以上続く場合は、毛細血管の損傷や色素沈着、あるいはビタミン不足・ホルモン異常などが背景にあることも。
血液検査や栄養状態の確認をしてもらうことで、根本的な原因を突き止められます。
3. 赤い斑点が体全体に広がっている場合
顔だけでなく、腕・脚・体幹にも赤い斑点が広がっている場合は、アレルギー反応や感染症のサインである可能性があります。
特に発熱・倦怠感・関節痛を伴う場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
4. 紫色・青黒く変化している場合
赤い点が紫色や青黒く変化してきたら、内出血や血小板異常の疑いがあります。
また、サプリメントや薬の影響で血が止まりにくくなっているケースも。
このような場合は皮膚科または内科で血液検査を受けることが推奨されます。
「赤い斑点=肌トラブル」と決めつけず、体のサインとしてしっかり向き合うことが大切です。
トレーニングを継続しながらも、健康と美容の両立を目指すためには、専門医のサポートを受ける勇気も美しさの一歩です。
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