筋トレで内出血が起こるのは大丈夫?原因・対処法・予防策を解説
筋トレを続けていると、ふとしたときに腕や脚に赤紫色のあざのような跡が出ることがあります。これは「内出血(皮下出血:毛細血管が破れて皮膚の下に血液がたまる現象)」と呼ばれる状態です。見た目の不安から「トレーニングで体を傷つけてしまったのでは?」と心配になる方も少なくありません。特に20〜30代の女性は、肌の薄さやホルモンバランスの影響も受けやすいため、内出血が目立ちやすい傾向にあります。 この記事では、筋トレによる内出血がどのような仕組みで起こるのか、それが体にとって危険なのか、また実際に起こった場合の正しい対処法や予防方法について、医学的な見地と具体的なデータを交えながら解説していきます。初めて「内出血」という言葉を耳にする方でも理解できるよう、専門用語には必ず補足説明を入れていますので、安心して読み進めてください。
筋トレで起こる「内出血」とは?医学的に見た仕組み

内出血(皮下出血)とは?
筋トレの後に皮膚の下に赤紫色のあざのような跡が現れることがあります。これは「内出血(皮下出血)」と呼ばれ、毛細血管(酸素や栄養を全身に運ぶ非常に細い血管)が破れて血液が皮膚の下に漏れ出した状態です。毛細血管はとても繊細で、わずかな圧力や衝撃でも損傷しやすい特徴があります。
筋トレによる内出血の種類
医学的には、筋トレによる内出血にはいくつかのパターンがあります。代表的なのは以下の2つです。
- 点状出血:小さな赤い斑点が皮膚に出るタイプ。主に毛細血管の損傷が原因で、加圧トレーニングや強度の高い運動でよく見られます。
- 線状出血:皮膚の下に線のように見える出血で、急激な筋肉の成長や皮膚の伸縮バランスが崩れたときに起こります。肉割れに近い現象です。
内出血は自然に治る?
一般的な皮下出血は、外傷や打撲と同じ仕組みであり、通常7〜14日ほどで自然吸収されると報告されています(日本整形外科学会の一般的知見より)。時間の経過とともに色が赤紫から青、緑、黄色へと変化し、最終的に消えていくのが典型的な経過です。
つまり、筋トレで生じる内出血は必ずしも危険なものではなく、体の自然な修復プロセスのひとつと理解しておくと安心です。ただし、痛みや腫れを伴う場合は注意が必要で、次の章で詳しく解説します。
内出血が起こる主な原因

準備運動不足による毛細血管への負担
筋トレ前に準備運動やストレッチを怠ると、血流が十分に促されず、毛細血管(酸素や栄養を細胞に届ける非常に細い血管)が柔軟性を欠いた状態になります。その結果、急激な負荷がかかった際に破れやすくなり、内出血を引き起こします。ウォームアップを行うことで血管の柔軟性が増し、損傷リスクを下げられると報告されています。
過度な負荷やフォームの乱れ
筋肉に過剰な重量をかけたり、誤ったフォームでトレーニングを続けると、筋繊維やその周囲の血管に大きなストレスがかかります。特に初心者の方や久しぶりに運動を再開した方に多く見られる傾向です。無理な負荷は筋断裂や大きな血腫(血液のかたまり)につながる可能性もあるため、適切な負荷設定と正しいフォームが不可欠です。
トレーニング器具による皮膚の圧迫
バーベルやダンベル、マシンのパッドが同じ部位に強く当たり続けると、局所的な圧迫で皮下出血が生じることがあります。特に皮膚が薄い女性はこの影響を受けやすく、赤紫色のあざができやすい傾向にあります。器具と皮膚の間にタオルを挟む、グローブを使用するなどで予防が可能です。
急激な筋肉の成長と皮膚の伸縮のアンバランス
トレーニングによって短期間で筋肉が発達すると、皮膚の伸びが追いつかず、線状の内出血(肉割れに近い状態)が発生することがあります。特に上腕や太ももなど、急速にボリュームが増える部位で目立ちやすいです。保湿ケアや栄養管理で皮膚の柔軟性を高めることが予防につながります。
内出血は危険?放置しても良いケースと受診すべきケース

放置しても自然に治るケース
筋トレで起こる多くの内出血は点状出血(皮膚に小さな赤い斑点が出る状態)であり、毛細血管の一時的な損傷が原因です。これらは通常数日〜1週間ほどで自然に吸収されるとされています。実際、日本整形外科学会の資料でも軽度の皮下出血は約7〜14日で消退することが報告されています。痛みや腫れがなければ、無理に処置を行わなくても自然治癒するケースがほとんどです。
注意が必要なケース
内出血が広範囲に広がる、または強い痛みや腫れを伴う場合は注意が必要です。例えば、筋断裂(筋肉が部分的または完全に切れる状態)や大きな血腫(血液が皮膚下で固まる状態)につながる可能性があります。こうした場合、放置すると回復が遅れたり、感染や神経圧迫を引き起こすリスクがあります。
医療機関を受診すべきケース
以下のような症状がある場合は、自己判断せずに整形外科や内科の受診をおすすめします。
- 広範囲に広がるあざが数日経っても改善しない
- 患部に強い痛み・腫れ・熱感がある
- 日常生活の動作に支障が出るほどの違和感や可動域制限がある
- 繰り返し内出血が起こる(血液凝固異常などの内科的疾患が隠れている可能性あり)
特に女性の場合、ホルモンバランスや鉄分不足によって血管がもろくなり、あざができやすい傾向があります。内出血が頻発する際には、トレーニングだけでなく栄養状態や体調もチェックすることが重要です。
筋トレ中に内出血が起こったときの正しい対処法

RICE処置で初期対応を行う
スポーツやトレーニングでケガをした際に推奨される基本的な処置がRICE処置です。 RICEとは以下の頭文字をとった方法を指します。
- Rest(安静):患部を動かさずに休ませる
- Ice(冷却):氷や保冷剤で15〜20分ほど冷やし、血流を抑える
- Compression(圧迫):包帯やテーピングで軽く圧迫し、内出血の拡大を防ぐ
- Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に上げて腫れを軽減する
これらを行うことで、内出血や腫れの広がりを抑える効果が期待できます。
点状出血の場合の対応
点状出血(小さな赤い斑点状の出血)は毛細血管の一時的な損傷によるもので、多くの場合は数日で自然に吸収されます。痛みがなく広がらなければ、無理に治療を行う必要はありません。経過観察しつつ、トレーニングの強度を一時的に下げると安心です。
線状出血や皮膚の裂けを伴う場合
線状出血(皮膚下に線のように広がる内出血)や、皮膚に裂け目を伴う場合は、皮膚と筋肉の伸縮バランスが崩れたサインです。この場合は皮膚の保湿をしっかり行い、マッサージで血流を促すことが推奨されます。 ただし強く揉むと悪化する可能性があるため、専門家(皮膚科や理学療法士)のアドバイスを受けるのが安全です。
痛みや腫れを伴う場合の注意点
強い痛みや腫れがあるときにトレーニングを続けると、筋断裂(筋肉が部分的に切れるケガ)や血腫(血液のかたまり)が悪化する恐れがあります。その場合は必ずトレーニングを中止し、医療機関を受診してください。自己判断で「様子を見よう」と放置するのは危険です。
内出血を予防するためにできること

準備運動とストレッチで血流を整える
内出血を防ぐ第一歩は準備運動とストレッチです。軽い有酸素運動やダイナミックストレッチ(動きを取り入れたストレッチ)で血流を促すと、毛細血管(全身に酸素や栄養を運ぶ細い血管)が柔軟になり、損傷のリスクを減らせます。特に女性は血流が滞りやすいため、ウォームアップを省略しないことが大切です。
適切な負荷設定とフォームの維持
重すぎる重量や誤ったフォームは、筋肉や血管に過度のストレスをかけ、内出血を招きやすくします。適切な負荷(最大挙上重量の60〜70%程度が目安とされる)を選び、正しいフォームで行うことが予防につながります。パーソナルトレーナーにフォームをチェックしてもらうのも有効です。
トレーニング器具と皮膚の摩擦を減らす
バーベルやマシンのパッドが皮膚に直接当たると、圧迫による皮下出血が起こりやすくなります。タオルを挟む、専用グローブやサポーターを使うことで、摩擦や圧迫を軽減できます。特に肩や太ももなど皮膚が薄い部分を守る工夫が大切です。
栄養で血管を強くする
食事からの栄養も予防に欠かせません。ビタミンC(コラーゲン合成を助ける)やビタミンK(血液凝固を助ける)は毛細血管を強化するとされ、内出血のリスクを下げる働きがあります。柑橘類、緑黄色野菜、大豆製品を意識して摂るとよいでしょう。
休養と回復のバランスを取る
過度なトレーニングで体を酷使すると、血管や筋肉が回復する時間が不足し、損傷しやすくなります。筋肉や血管が修復されるのは睡眠中や休養時です。週2〜3日の休養日を取り入れ、十分な睡眠(成人女性では1日7〜8時間が推奨)を確保することが、結果的にケガの予防とパフォーマンス向上につながります。
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| サブスク6 | 51,000円 | 8,500円 |
| サブスク8 | 64,000円 | 8,000円 |
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